これもまた、『Hair』から始まっている気がする。
ヒッピーたちが歌う ♪ハレークリシュナー クリシュナークリシュナー ハレーハレー♪
何も思わずミュージカルミュージックの一つみたいに歌っていた。
そして、アートセラピスト ファシリテーターコースのプレゼンテーション研究課題で宗教のカテゴリーをまず選び、何枚か裏向きになったカードから一枚開くと『ヒンドゥー教』だった。
初めての出会いで、どこから手を付けて良いかわからずなかなか進まなかったけれど、シヴァ神の人間臭さにぶち当たったところから面白くてしょうがなくなった。
そして、研究発表一番を買って出て、紙芝居形式にして発表してみんなのハードルを高くしたようだ。(笑)
それから、アートセラピーのボランティアでネパールに行き、シヴァ神に出会ってきた。(2010年1月)
会社を辞め(2014年2月)、心屋仁之助さんの奥さんのプロフィールにmasaさんの名前が出て、何者?と思って検索してみたら、ふむふむ面白そう、哲学・瞑想・ヨガやっててWSもいろいろやってるようだ。よしっ!瞑想申し込もう!と踏み出し、悩んだ末に「目からウロコ」のアーサナ集中コース(2014.3月)も申し込んだ。時間あるし。(笑)
ヨガを朝から晩まで3日間。いったい何することあるんだ?
持ち前の好奇心で参加してみたら、えらい衝撃が走った。なんだここは?
ある意味、心の学校のようだった。
気にかけてた人とうまく繋がれなかった時だったので、大事な時に引っ込み思案になる自分と出会って「も~~う!!」と魂の雄叫びをしてしまったのでした。
その後、瞑想会、キルタンヨガ、リトリートetc...と出会い、とうとうヨガティーチャートレーニング(略してTT)に申し込むことに!! (2014.6月~11月)
既にキャンセル待ちになってたので、申し込むにも気が楽で、空きが出なかったらそれまでだし、空きが出たらやることになってるって思い頑張ろうくらいに思っていた。
私がヨガの先生になること。
私がヨガの先生になるって言ったら、人はどう反応するか様子を見ながら口にしていたけれど、誰も否定しない。本当に、誰一人否定しない、驚きもしない。
出来るかどうかも聞いてこない。
・良いんじゃない?
・良いと思う~。
・素敵。
・思ったときがやる時だから。
・諦めないで待ってれば良い。
・千春ちゃん元々スピ系だから、又事務やるより合ってる気がする。
そして、自分でも驚くのだけど、ヨガの先生に「なりたい」じゃなくて「なってみようっかな~」というのり。「なる」前提なことに驚く。
そのキャンセル待ちの時でも、『中高年の星になろうと思って』と軽く口に出していたのだ。
TTの初の飲み会で、masaさんに「中高年の星になるって思ってここ申し込んだんです」って言ったら、目を大きくして、次に後ろを振り返り、皆に「千春がえらいこと言いよった。みんな聞いて」と、私に皆の前で言わそうとしたのだ。
え~~~~~っ!!私とmasaさんとだけの会話の筈だったのにぃ~~。
必然的にみんな私に注目して私の言うことを待つじゃないですかぁ。
しょうがなく、「私は~、中高年の星になろうと思って申し込みましたっ!」って言ったら、みんなが『いぇ~い!』パチパチパチと拍手喝采が起こり、masaさんはハイタッチしてきた。「言ったからそうなる」って。
ここに行き着くまで、全ての出会いはここに来るまでの道案内のようなものに思えてしょうがない。
私の言いたいことが拒否されずに受け入れてもらえそうなフィールドに立っている気がする。
ーーー それから ---
TTの最後の瞑想時間に『ヨガを教えて良し!』という言葉が降りてきて、このこともmasaさんに言ったら又みんなに言おうとしたので止めたけど、私の「変容」に喜んでくれていた。
masaさんと出会ってからちょうど1年目にシニアヨガのTTを修了。感慨深いものがある。
そして、翌年(2015.5月)TTのアシスタントに入る。しかもこの日は60分テストの日。
アシスタントも一緒に入り、自分の作ったシークエンスを進行する。気負わないで楽しくやれて、半年前に比べてよく動いてるな~と自分を客観視していた。
そしたらmasaさんが、「成長してるよね。全然違う」って言ってくれた。みんなの前でも「すごい飛躍してて」って言ってくれたのを、恥ずかしがらずに思いっきり受け止めながら聞いていた。
TTの時の「恥ずかしい」という気持ちは、とっくに消えていた。
なんだったんだろうね、あの気持ち。(笑)